#スゴ本オフ の出逢いに感謝。/ちくま哲学の森『生きる技術』(筑摩書房)

  • 2018.01.22 Monday
  • 21:43

〈突発的なメモ〉

昨年参加した「スゴ本オフ」で出逢った一冊。昨日やっと読みきった。

じゃんけん時にくださった方に感謝。

 

量は長すぎず、内容はくどすぎない。

好きなところから読めるし、気になれば巻末の参考文献でさらに先のテクストへ導いてくれる。

絶妙な配分と、探りを入れたくなるテーマとの相性がたまらない。

今は全8巻のシリーズ、すべて揃えたくなってきている。

 

「アンソロジー」と言われる書籍はあまり読んだ経験がなく、

本と言われたら、何か一つの主題を取り上げて読み終わるまでそれにじっくりと向き合うもの。

...だと思っていた。そうではなかったのだ。

 

もともと、参加したスゴ本オフは「お金」がテーマの回。

この本を出した方は司馬遷の「貨殖列伝」の部分を推していて、

読んでみるとこう、貨幣について清流が流れるごとく明快、な描き方をしていたと思う。

「では現実は...」とつい考えてしまう。

今もページに貼られた付箋は外せない。

 

驚いたのは、古今亭志ん生、萩原朔太郎、ショーペンハウアー、モンテーニュ、ラッセルなどなど作家や思想家の大御所が続いた中、

ケニヤ生まれのジョモ・ケニヤッタによる「ケニヤ山のふもと」、

ノルウェー北部はサーメ人のユーハン・トゥリ「サーメの暮らし」、

レバノンのはリール・ジブラーン「結婚について/子どもについて」、

...と、いわゆるマイノリティな立場の文章が続いたことだ。

 

どの文章も読みながら心がしんと静かに乾いていった気がする。

特に「ケニヤ山のふもと」は、読みながら体がこわばっていった。

描かれていることは確かに怖いことなんだけど...でも、目はそらしちゃいけないよな、と。

 

で、実は更に驚いたことがあって、

前述の文章を翻訳した野間寛二郎さん、大学院時代に反アパルトヘイト活動の資料に触れた時に何度かお見かけしたことのある名前で、卒業後にこのような形で(一方的だが)またお名前を拝見することになったのだ。

ホントに一方的に私が知っているだけなんだけれども、妙に驚いて浮ついてしまった。

「今をどう生きるか?」と悩むひとこそ佐倉の歴博に行け!/企画展「1968年」 -無数の問いの噴出の時代- を観て

  • 2017.10.29 Sunday
  • 22:10

JUGEMテーマ:博物館

(以下、酔いどれと興奮モードで書いております。)

 

合言葉は「勇気」...かもしれない。

 

現在、千葉県は佐倉の歴史博物館でやっている企画展「1968年」無数の問いの噴出の時代 を観てきた。

(いろんな観点から書けるけれど取り急ぎ書くとすれば...という程でここにまとめておく)

以下の項目に当てはまる人、しのごの言わずぜひ行って欲しい。

 

●日本近現代史を専攻している人。(現役学生はマスト!教授に言われる前に行こうぜ!)

●日本近現代史のテーマで論文を書いている大学院生(まぁ、こんなブログ読まなくてもスケジュールに行く予定はありますよね? あ り ま す よ ね ???)

●ここ数年、デモに行ったけどイマイチすっきりした感覚がない人

●「戦後の歴史」って言われてもヨクワカラナイという人

●「全共闘」って、ただヘルメット被って火炎瓶投げて暴れていた人たちでしょ? と思っている人

●60〜70年代のカルチャーに興味がある人

●「人の書いた日記」・「借りた本に書かれたらくがき」を見るのが(かなり)好きだという人

●赤塚不二夫の漫画が好きな人

●安彦良和ファン(弘前大学関連の資料展示は必見。今後展示が変わる可能性もあるそう。見といて損はない)

●先生になりたい人

 

そして行くなら是非、単眼鏡を持って行って

私は忘れて後悔した。字が細かくて読めないの(泣)。

 

実は私、出立時間を見誤って13時からの荒川先生によるギャラリートークを聞けたぐらいで、見れた時間は3時間弱、資料も半分しか見れていない。

その状態でもおすすめ記事を書きたいのは、この展示を1人でも多くの、特に今の10代から30代までの人に見て欲しいと思ったから(ちなみに、展示に関するアンケートに答えると先着1,000名限定で歴博の招待券がもらえるぞ)。

 

今回の展示は、1960年代以降の日本の社会運動について、主に運動側の資料を用いて「運動側から見た歴史」をまとめたもの。

荒川先生の解説によると、この時代の特徴は「個人が社会に対して主体的に問いを発する」というものなんだそうな。

(レビューにある『豊かさへの渇望』を事前に読んでおくと、今回の展示がぐっと分かりやすくなるぞ)

 

展示を見ていて思うのは、誰かに言われたから動く、だけじゃなくて「自分で考えて動く」という人がぐっと増えているということ。

 

ベトナム反戦運動の中心だったベ平連に始まり、足元の差別問題に向き合ったベ平連こうべ。過酷でも生き生きとした女性達の顔が眩しい三里塚闘争。元チッソの作業員が克明に書き出した工場内の地図と滲み出る労働の苦労とユーモア(これは本当にすごかった)。革新自治体の論理を華麗に切り返した横浜新貨物線反対運動。

そして、「大学とはどんな場所であるべきか?」を真剣に問い続けた学生達。それに答えようと徹夜で議論を重ねた教官達。合間に落書きや漫画を挟みながら、「自分はどう生きるべきなのか?」と、技術的な上手い下手に関わらずがむしゃらに考えたことが伝わる数々の資料。いわゆる「暴れた人」っていうのはごく一部の人たちで、そうじゃない人もたくさんいたんだってことをもっと資料を読んで確かめたかったなぁ(時間切れ)。

 

機関紙やスクラップブック、ビラ(チラシ)など、「誰かの手によって作られた、『これを伝えたい』という思いが載った印刷物」を見て行くうちに、「私」がこの行動をとる理由は「あなた」や「誰か」の行動に感じるものがあったからなんだ、誰かが伝えた思いは、本当にわずかでも誰かに伝わって、その人が行動を起こしているんだ、という、細くても蜘蛛の巣のように広がる「勇気」を感じるのだ。

 

あとねー、私思うの。こういう展示の内容が「マニアック」なもので終わってほしくないの。

何十年も前だって、人前で何か話すこと、何かを伝えること、訴えること、にものすごく勇気を出して踏み出した人たちがたくさんいた。褒められたり馬鹿にされたり何度もしたんだと思う。でも、その行動の結果は今、なんとか残っている。

だとしたら、今何かに迷っている私は何をすればいいのか?

 

歴博という施設そのものがそうなんだけど、特に今回の企画展は徹底的に「それで、今のあなたはどうするの?」って問われ続ける空間なの。戦争も平和も大学も差別も病気も障害も生活も、本当に問題は解決しているのかな?と。その状況を見てあなたはどう思う?何をする?って。

 

その経験があるかないか、感じるかそうでないか、真剣に考えた時間があるかどうか、で生き方が大きく変わる気がするのね。

 

見終わってから偶然会った知り合いと「このあいだの選挙の結果も、今回の展示を踏まえて考えると結構面白いかもね」って話してた。そういう議論の肥やしにできる。

 

だから、何か人生に迷ってますー的な人は一度歴博に来てみるといいんじゃないかな。

国立の博物館だからお土産が面白いし、展示室内のソファも多いし、レストランもあるから1日中いられるよ。

古代カレー美味しいよ。私はかき揚げそばを食べちゃったけれど!

 

取り急ぎ、眠いからここまで!(笑)

Fate歴3ヶ月ちょっとの私が劇場版Fate/staynightHFを観に行ってみた。

  • 2017.10.18 Wednesday
  • 22:06

JUGEMテーマ:最近みた映画

Fate歴、と言うほどでもないか...

 

先日、絶賛上映中の映画「劇場版Fate/staynight Heven's Feel」を観に行ってきました。

実は現在放送中のアニメ「Fate/Apocrypha」を見はじめてから、 Fate Grand Order(以下FGO)にハマり、さらに再放送されたFate/staynight UnlimitedBradeWorks(以下UBW)まで見終わったことで熱が加速。

 

取り急ぎ、今回の劇場版について。

「FGO」しかやったことがないけど興味がある 

→ ぜひ事前にUBWをご覧になってください!

 (せめて第0話だけでも)

劇場公開が予告されている段階から、ファンの間で繰り返し言われていたことですが...

「Fateルート、UBWルート、どちらも知ってから観に行くべきだ」

これ、本当だと思います。

むしろこう言いましょうか。

これまでFate/SNをやり込んできた方、TYPE-MOON作品が大好きだという方はぜひ行くべきだと。

...いや、私が言うより既に行っているか...。

 

ちなみに、現在の私のハマり具合は以下のとおり

 

FGO:現在3章。のんびりペースで攻略中。みんなかわいいかっこいい。

UBW:最後まで見たぞー(いやー、最後にあの笑顔は反則だって)。

FATE:ごめんFGOで手一杯だわ...(アプリのゲームが無料で配信されています)

ZEROむしろこれから観たい。いや観ます。

EXTRA:次にアニメやるんでしょ!? 楽しみ!! 観たい観たい!!!

舞台:観に行った方々の舞台ルポが面白すぎて千秋楽の配信を観てしまいました。

   あの至福の空間、レイシフトできた方は幸せですなぁ...。

 

作品の面白さとキャラクターの作り込みの深さに唸りつつ、ファンの方々の打たれ強さ(あえてこう言いましょう)に笑いと共感と若干の切なさを覚える楽しい毎日を送っています。

 

そして、HFはうっかり公開2日目の立川シネマシティの極上爆音まで足を運んでしまった猫子です。

え?うっかり行く場所じゃない?...うんうん、自分でもわかっていますよ。

 

さて、今回の映画を見る前提条件としてはUBWを視聴済み、という条件しか満たしていない私ですが

劇場版HF、大興奮で観ておりました。主にグッときたポイントはこちら。

 

・シンジくんの気持ちがやっとわかった。

→ UBWを観ただけでは「本当は弱くて自信もないのに威張り散らしてシロウに当たる嫌な奴」という印象だったのですが、ちゃんと「その態度をとる」理由があったんだとわかります。そうか、それならそうもなるわな....。

そんな彼、次回作以降はどのように動くのでしょう...嫌な予感がしますが...。

 

・戦闘シーンが大迫力

ちょちょちょーーー!!!これはCMで観たのより遥かにすごかった。

まさに「CM通り」のことが起きるんですが、それ以上ですぞ。

 ...戦闘がすごいのはランサーだけじゃないんだぜ...

立川シネマシティ&極上爆音の音響もあって想像を超える迫力になっていました。

大量の「蟲」もぎょっとする感じです。

怖いシーンではつい手元の傘を握り占め、心の中で「ひえええええええ」と叫んでおりました。

 

・次回がきになる。

これは単純にお話の続きが気になります。次回作も観に行くよ〜〜〜。

桜ちゃんどうなるの? イリヤはどう動く?

はっ、そんなことよりセイバァァァァァァーーーーー!!!どこ行っちゃったのーーー!???

 

あと、余裕があればパンフはぜひ買ってください。

詳細は次の内容に譲りますが、思わずニヤ〜っとしました。全くうまいぜ。

続きを読む >>

その一言で頑張れるかもしれない、って話。

  • 2017.06.09 Friday
  • 22:55

概要

新人さんに「これからが楽しみだね」って前向きに声をかけてくれたら嬉しいし、頑張ろうって思えるよー、という話。

 

猫子です。

4月から新社会人です。気がつけば3ヶ月近く経ってました。

 

今日のお昼、お昼を買いに外出したところ、エレベーターで先輩社員の方と乗り合わせました。

扉が閉まったタイミングで、「...外出ですか?」と声をかけたところ、「今日は外に買いに行こうと思って」とニコニコと話してくださいます。

お昼を買いに行くのだなと感じました。

 

その方は「もう慣れた?」とおっしゃいます。

私は「少しずつですが...」と答えました。

仕事は覚えることがたくさんあるし、何より新人の中で最も進度が遅く、先輩に質問ばかり...。

心の中では「迷惑ばかりかけているよなぁ...」と思っていました。

 

すると先輩は「これからが楽しみだねぇ〜」とニコニコと話してくださるのです。

その瞬間「え?」と驚きました。

 

先輩「だって去年まで学生だったんでしょう?」

私「いや...私は学生+αの時期があるのでそれほどでも...フレッシュさもそろそろ抜けてますよ(笑)」

先輩「そんなー(笑)。私にもそんな頃があったなぁって思うもの〜」

 

この後それぞれの買い物先に別れましたが、なんというか「これからが楽しみ」と言われた時、とても嬉しかったんです。

「どんな仕事ができるようになるのかなぁ」と、後輩の成長を楽しみにできることって、とても良いなと思ったのです。

「こんなのもできないのか」と言われるよりはずっとモチベーションが上がる気がします。

 

できれば、「これからの成長が楽しみだなぁ」って、見守るように育てるように、人に言えたらいいなと思うのでした。

ひとまず、嬉しかったんで書いときます。

浸れ、物語の砂漠に。/大場正史訳『バートン版 千夜一夜物語』1巻

  • 2017.02.20 Monday
  • 16:11

JUGEMテーマ:オススメの本

 

ついに読み終わりましたわ。大場正史訳の『バートン版 千夜一夜物語』第1巻。

なんとか学生のうちに読み終わりたいと熱望していた作品。やっとその第一歩を踏み出せてよ。

でもあと1ヶ月ちょっとしかなくってよ!タイムリミット迫っていてよ!

 

もうね!読み終わった達成感でちょっと日本語怪しいけど気にしないで欲しいのよ!

貧乏くさいお嬢様言葉で失礼してよ!

 

この『千夜一夜物語』。率直に言えば、「100年単位で寝かせた芳醇なお酒を飲む」感覚にふさわしい印象よ。

正直この言い方も陳腐で平凡ですわ。むしろ一気に量を読むと「物語酔い」しましてよ(後述)。

 

この本を知ったきっかけは、「私が知らないスゴ本はきっとあなたが読んでいる」というブログの記事でしたの。

『千夜一夜物語』って聞いてもピンとこないけど、「アラジン」や「シンドバッド」と聞けばわかる人もいるのではなくて?

これらのお話、実は元ネタがこの『千夜一夜物語』なんですってよ(そしてもっともっと面白いお話がたくさんあるんですって)。

 

ものすごく大まかなあらすじをいうと、女性不信に陥った男性が、毎夜妻から物語を聴かされていく...というものですの。

この男性、シャーリヤル王と言って一国の王様です。ただ、ある時奥様(女王様ね)が毎晩奴隷相手に体を開いていることを知って激怒し、奥様や関係した人物全てを処刑した上、新しく迎えた妻を初夜の翌日には処刑してしまいますの。

シャーリアル王の怒りはそれで収まらず、また別のお嫁さんを迎えては翌日に処刑し、さらにまた女性を嫁に迎えて翌日には......という状態を3年近く続けている...という状況からお話が始まっていきますの(シャーリヤル王とその弟の物語)。

 

そんな中、シャーリヤル王の大臣の娘、シャーラザッドがお嫁にいくことを決意するのですわ。

初夜の翌日には女性を殺していた王様のこと、父親である大臣は最初大慌てで止めるんだけど、シャーラザッドはあらゆる文芸詩歌に通じた博覧強記な頭脳を持つ女性。自分が知っている数々の『物語』を武器に、毎晩王様に「こんな物語がありましてね...」とお話をするんですの。

シャーラザッドは一夜で語り終えることをせず、お話をいいところで止めてしまうから、王様もさすがに続きが気になって「処刑は後にしよう」と思って彼女のお話に身を委ねていきますの。

1巻では「商人と魔神の物語」・「漁師と魔神の物語」・「バグダッドの軽子と三人の女」・「三つの林檎の物語」・「ヌル・アル・ディン・アリとその息子バドル・アル・ディン・ハサンの物語」、そして「せむし男の物語」の途中までが収録されておりますのよ。

 

さて、この1巻のまえがきやあとがきを参考にすると、『千夜一夜物語』にはいくつかバージョンがあるらしいわ。

お気付きの方もいると思うけど、この『バートン版』は「お子様向けに削除されちゃうところ」も余すところなく、容赦なく、おとぎ話の無邪気な残酷さを伴ったリアルな描写で描いていてよ。

 

そもそもの物語はイギリス生まれのリチャード・F・バートン(Richard. Francis. Burton 1821-1890)が、お仕事の合間に翻訳と編集を行ったようですの。彼は出世に欲がなくて、長くインドや現在の中東地域・アフリカ周辺で暮らしていた人みたい。

これは私の想像なのだけれど、バートン氏は中東の風俗に造詣が深い西洋人としてとても...言い方は悪いけど...珍しいというか、貴重な方だったのではないかしら。この『千夜一夜物語』も、単に物珍しい物語の集合体ではなく、実際の生活体験をベースに、かつ長年の研究から得た丁寧(かつ膨大)な注釈が付いていて、彼でしか成し得なかった、彼だからこそ書くことができた、っていう要素が存分に詰まっていると思うのですわ。

 

で、以下はこの物語を読んだ私の身に起きたことですのよ。本の内容紹介じゃないから読み飛ばしてくださってかまわないわ。

 

『千夜一夜物語』1巻を読み始めた時、私、用事で新幹線に乗ることになっていたのね。

ちょうど「東京ー大阪」間だったから、新幹線だけでも片道約2時間近く。途中で居眠りも挟みながらどっぷりとこの世界観に浸っていたの。100ページは優に進んだかしらね。

そうして帰り道、疲れたけれど読むのをやめられず、荷物のトランクを膝に挟んで、某私鉄の席に座ってページを繰っていたの。

最寄りの駅が近づいた時、私が席から立とうとしたら、目の前に立っていたおじさまが座ろうとしましたの。

ただ、私は上の荷台にお土産のお菓子を入れた紙袋を置いていて、それを取り出すためにちょっと待って欲しかったのね。

「ちょっと待ってくださいね」って声をかけたらおじさまがそれに気がついて、「こちらですか?」って言いながら私の代わりに紙袋を取ってくださったの!!

とっても嬉しかったんだけど、『千夜一夜物語』は登場する人たちが何かあると必ず、「偉大な神を褒め称えよ!」っていうものだから、すっかり頭の中がいっぱいになっていたのね。

だから紙袋を取ってくださったおじさまに思わず「ああなんて親切なんでしょう!あなたに神様のお恵みがありますように!!」って叫びそうになっちゃってよ。
1秒前まで魔神と漁師の命をかけた丁々発止のやり取りや、次々と蛇や鷹に変身して燃えさかる宮殿で戦うお姫様のお話を読んでいたもんだから冷静じゃなかったのよね。本当に舌の先まで出かかったけど、でも気づいたの、私が居るのは砂漠に囲まれた異国ではなく、某私鉄の車内であって、そのセリフをちょっとでも言おうものなら周りの人から一瞬で「怪しい人認定」されちゃうってね。
だから「ありがとうございます〜 ^^;」って言って自分の中でおさめたわ。
ちなみに、こういった台詞はイスラム教の「唯一絶対の神に全てを委ねる」という考えが色濃く出ているから、ちっともおかしいことじゃないし、神様に生かされているんだっていう謙虚な姿勢の現れで、(まだ咀嚼も十分じゃないけど)とにかくそういうものなんだって私は受け取っているんですの(詳しくはミシマ社から出ている内藤正典『となりのイスラム』を読んで頂戴)。
でも本当に!本当に言いそうだったから冷や汗かきましてよ。
だから一気に読むと「物語酔い」するんだなって実感したのよ。それだけ強靭な魅力があると思って今後も付き合うわよ。

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